S耐2023(最終戦) 11月12日 _ 富士スピードウェイ

年末まで忙しくて、写真をアップできませんでした。

2023年11月12日(日) Super 耐久(S耐) 最終戦 富士スピードウェイに行ってきました。
寒い中での観戦でした。

まずはピットウォーク。

今シーズ、話題となっている通称「公団ちゃん」です。
ST-5クラス、チームD.R.C EZO, 栄建設・ホンダカーズ南札幌FITです。
車のカラーリングが、道路公団仕様になっています。

最終戦は、ピットウォークでコース上に展示されていたマーシャルカーにも試乗することができました。
乗って思いましたが、公道での法廷速度で走行するには疲れそうです。

レース会場では、各自動車メーカーが環境問題に対する考えを、実車を使ってデモ展示をしています。
これは、TOYOTAの燃料電池車(FCV)ミライ。

車載の燃料電池が発電する電圧は、350Vです。
FCVを発電機とする場合、AC100Vの電気機器を利用する場合、変圧しなければ利用できません。
その変圧器は、HONDAが提供しています。

開発においては競争関係でも、このような場では協業しています。

こちらは、川崎重工業(KHI)が開発している水素エンジン。
水素エンジンはCO2は排出しませんが、窒素酸化物を排出します。

NOxは、ガソリン車での実績があるのですが、それ以外の窒素酸化物が難しい。
量産化の課題は、排気ガスに含まれる窒素酸化物の清浄化です。

レース終了後の写真です。
1500mのストレート。

コース上で行われる、レース後の車検の様子です。

今、開発をお手伝いしている装置は、カーボンニュートラル燃料の合成にも利用できる装置です。
レースに協力できる日が来ることを想像しつつ、年末まで頑張っていました。

2024年も頑張ります。
2023年は、ありがとうございました。

株式会社 応用技術研究所(刃金からくり屋)
代表取締役 日名地輝彦

PAGE TOP