営業記事を書くキッカケ
いつもブログ記事を拝読していただき、ありがとうございます。
今日は、営業記事を書いています。
ここ数か月、ノウハウ的なブログ記事を見て、連絡をいただく機会が増えてきました。
特に、表題のようなキーワードをお客様に言われ検索した結果に当社のブログ記事がヒットし、お電話をされるようです。
これらのキーワードに共通することは、従来の材料力学を元にした机上での強度計算をDX(デジタル・トランスフォーメーション)化する手法になります。
具体的に、その手法を説明すると、
三次元CADで作成したモデルを使い、電卓を使って計算していた内容をコンピュータ上で動くソフトに置き換え、強度計算を自動化し短時間で結果を得ることです。
当然、想定する材料、負荷条件、拘束条件(固定条件)などの想定と、データとしての入力は必要になります。
なぜシミュレーションを使った業務事例を公開しないのか
当社で請け負った業務のうち、公開の許諾を得たもの、業務状の秘密に該当しない事例をブログ記事に掲載しています。
正直なところ、請け負った多くの事例は機密保持契約の対象となり、開示できません。
また開発企画の案件が多く製品化される前の状態のため、ブログ記事としては開示できないのです。
それでは営業にならないので、独自で作成した類似の事例や、機密保持契約が切れた過去の事例を紹介することになります。
製作品の写真を紹介できる町工場と違い、見えないサービスを売ることになるので、ブログ記事の内容も事例紹介が中心になります。
案件名の紹介
そう言っても、類似する事例の紹介だけで、見えないサービスを知っていただけるほど簡単なことではありません。
そこで、今までシミュレーションを使って請け負ってきた案件の名称だけを以下に紹介します。
- 食品トレーの車輪に生じた溶接部の疲労破壊の原因解析と対策
- (大型造形品, 1000 mm×1000 mmサイズ) 3Dプリンターのフレーム強度解析による開発支援
- 地震による薬剤タンク用架台固定用アンカーボルトの抜け荷重
- 鋼管を昇温するときの熱分布
- ゴルフ用カートに取り付けられた雨除けカバーフレームの疲労解析
それ以外にも、創業する前には
- 旧ボストン美術館(名古屋市)の概念設計
- METRA(イリノイ州シカゴ, アメリカ)社の李客車両フレーム構体の強度解析
- JR東海向け、旅客鉄道車両のフレーム構体強度解析
- 自動車部品(シフター<^変速レバー>)の構造解析
などの事例を行ったこともございます。
強度シミュレーション(CAE, FEM)の対象
以上は案件名称だけですが、
材料なら樹脂部品も金属部品(鉄鋼、アルミなど)を対象にシミュレーションしてきました。
大きさもビルや機械加工設備、鉄道車両フレーム構体のような大型製品。
自動車部品のような小型部品なども経験しております。
船舶へ搭載する設備などの強度計算もしておりますので、設備の固定が地上ではない海でも対応できます。
また、飛行機内の設備に対する振動解析などもしたことがありますので、空を飛行している状況での強度も検討は可能です。
ただ、私自身の経験は乏しく、取引先様も特殊で限定されるので、お問い合わせをいただければ概要はお話できますが、仕事としては出てこないと思っています。
材料の種類や大きさに関係なく、いろいろな対象(陸、海、空)に幅広く取り組んでおります。
疑問に思ったことがあれば、お気軽にお電話やメールをいただければと思います。
また、疲労破壊に対しても、シミュレーションを使い、原因解析、製品寿命予測や形状対策なども行っています。
シミュレーションを行って結果だけを提示するのではなく、結果を踏まえた改善提案も弊社の特徴となります。
強度規準について
最後に、強度規準について説明いたします。
皆様の会社では、どのような規準で強度計算結果を評価されていますか?
社内で行った強度試験の結果を使っているのなら、その規準を安心して利用できます。
よくわからない。
あるいは、インターネットで検索している。
強度計算をして、結果を提示しただけ。
判断は納品先に委ねている。
そんな状況でしたら、一度、ご相談ください。
建築基準法施工例を強度規準として利用することが可能かもしれません。
おわりに
表題のとおり、困ったら、一度、お電話をおかけください。
仕事になる、ならない。
関係なく、お話はさせていただきます。
よろしくお願いいたします。