2012年の7月月に個人事業として独立しました。
その頃は仕事も無かったので、ヤマト運輸のメール便配達のアルバイトをしていました。
いろいろとサラリーマンとは別の人付き合いが始まると、仕事を紹介してもらえるようになりました。
いきなり取りかかったのは、国のプロジェクト。正確には国土交通省の外部研究機関の仕事でした。
量販店で購入した安いパソコンに、かろうじて動く三次元CADをインストールして、請けた設計の仕事を行っていました。
うまく仕事は終わりましたが、開発・設計という仕事は、想像以上に安い仕事なんだなぁ。と、体感しました。
今、考えれば、市販の鋼材をどう加工して、組み立てるかだけで、知見をいれる開発要素が無いので、仕方ないと諦めています。
その仕事が終わった頃に、売上金のうち50万円を資本金にして法人化することを決めました。
2013年9月1日に、浜松市内にある合同庁舎で、法人成の手続きをし、その下の階にある税務署で、個人事業の廃業手続きをしました。
法務局で登記簿謄本が取得できるようになった時点で、税務署に行き法人登録。
静岡県の税務課にも法人登録。
その後、湖西市の市民税課に行き、法人登録。
次は取引先を考えている銀行を周り、口座開設の手続きを行いました。
普通預金口座ができたら、法人起業最後の最後の仕事になります。
登記簿謄本と普通預金口座のコピーを持って社会保険事務所に出向き、社会保険の法人登録を行い、これで完了です。
1ヶ月かかりました。
税務署に登記簿謄本を登録した後、顧問税理士と顧問契約を締結した後だったので、最初の頃は税務署とのやり取りもしていました。
その後、顧問税理士が間に入ってくれるようになったので、楽になりました。
あっという間の10年でした。
基本的に、現在も法人業務は一人で処理しています。
会社を、どう大きくするか。
なかなか難しいですね。
次の10年も続くように頑張ります。