IoTシステムの導入を検討されていますか ?
事務所内に設置した二酸化炭素(CO2)濃度センサーの値をWi0FiでRaspberryPiに送信し、1分毎の変化を記録するシステムを構築しました。
よく耳にするIoT(Internet of Things / モノのインターネット)システムの応用になります。
いろいろなセミナーの場で、経営改善の効果と共に、このようなシステムの利用が提案されています。
全国規模の展示会の中には、IoTシステムや周辺サービスを中心に紹介するものもあります。
IoTシステムは、最近の話題であり、注目も集めています。
しかし導入にあたり、課題や心配する点もあり踏み切れない企業も多いと思います。
IoTシステム導入で課題と感じていること
以下のようなことを課題として感じておられませんか?
- 導入規模の最小範囲 ➡ いきなり工場全体は無理 !!
- 導入費用の額 ➡ 導入費用 X百万円 / 通信費用 月 XX,X00円 / サーバー利用料 月 X,X00円? 月々の経費負担が重たい。
- 社内で対応できる人材 ➡ 誰が担当する? 誰に相談すればいい?
- 社内ネットワークに接続しないで構築したい ➡ 情報セキュリティの観点から、管理できないので接続できない。
IoTシステム導入が必要だと考えていること
一方で、以下のような観点から、導入が必要だと考えておられると思います。
- 小規模で取組み、改善に利用できるか見極めてみたい。
- 特定の装置を事例にして稼働状況を詳細に監視したい。
- 担当者の感覚的な指摘を客観的なデータの蓄積として確認したい。
- 経営改善なので、経費を抑えるため、社内開発できるIoTシステムにしたい。
- 業務改善活動の中で、プログラミングやシステム開発など学び、人材教育などのフォローも欲しい。
当社に相談するメリット
IoTシステムは、お客様のニーズや導入目的に合わせるため、プログラムの修正など調整が必要になります。
導入時に初期費用は必要になります。
メリット
- サンプルとして構築したシステムを雛形として活用します。
➡ ゼロから構築する必要はありません。雛形の改修費用が中心になります。 - プログラムの開発環境もオープン化されているものを利用します。
➡ 当社での設定費用のみです。別途、開発環境などの新規導入は必要ありません。 - 人材教育についても、ご相談に応じます。
➡ 定期的な教育の場合、内容に応じたサポート費用をいただきます。 - ネットワーク構築に関しては、担当者様、立会いの下、情報システムの責任者様とご相談させていただきます。
➡ SIMフリーWi-Fiルータなども提案させていただき、社内ネットワークに接続しない方法などについてご相談させていただきます。
ご検討をお願いいたします。
『IoT』、『経営改善』で、このページにたどり着いたお客様。
ありがとうございます。
ご不明なことや、相談してみたいことがあれば、お手数ですが、お問い合わせより、ご連絡をお願いいたします。
IoTシステムを利用した屋外実験の様子
2022年8月21日(日)に愛知県豊橋市で開催された『まちなかサマースクール(第二回)』でのワークショップブースの様子です。
手前の太陽光パネルには二酸化炭素(CO2)濃度センサーが取り付けてあります。
センサーの電源は、この太陽光パネルから供給しています。
ブースの奥にあるノートPC付近に、RaspberryPiのサーバーが設置してあります。
Wi-Fiの親機はSIMフリーのルーターです。
この状況で、午前9時30分頃から午後16時まで、止まることなく、二酸化炭素(CO2)濃度の値を送り続けていました。
農業のハウス内でも利用できるものと考えています。
屋外実験の結果
以下の写真は屋外で記録された、1分毎の二酸化炭素(CO2)の濃度変化になります。
たまに棒状で高濃度になっている部分がありますが、判っている原因としては、
- 周辺でアルコールによる手指消毒をしたときの反応
- 子どものイタズラで、呼気をセンサー付近に吹きかけたときの反応
また、冗談のような原因ですが、放屁など体内ガスの放出なども考えられます。
ワークショップを体験される家族の皆さんが集まって来ると、屋外ではありますが、二酸化炭素(CO2)濃度は高くなってきます。
この数値の上がり方は予想していませんでした。
ウイルスなどの感染症の専門家ではありませんので、『空気感染』という事実は判りかねます。
しかし、この結果から見ると、屋外と言えども呼気の影響は広く広がるので、マスクをして防疫に努めた方が良いことは理解できました。
IoTシステムの屋外実験から、想像しない結果が見えてきましたが、このように想像もしていないことで経営改善に役立つ情報を提供できると考えます。
繰返しになりますが、お問い合わせフォームより、ご連絡をお願いいたします。