FC EXPO 2022 春

1. 行ってきました

2022年の開催期間は3月16日(水)から3月18日(金)の3日間でした。

最終日の18日に開催された専門技術セミナーの受講しつつ、展示会場の見学をしてきました。

 

2.専門技術セミナー

『燃料電池のニューアプリケーション(FC-10)』を聴講してきました。

最初のスピーカー(講演者)はJAXAの方で、宇宙開拓、特に月の極地域探査に必要なエネルギー源として、日中の太陽光発電と夜間の燃料電池についてご講演されていました。

次のスピーカーは燃料電池ドローンを開発した方でした。こちらも経産省が策定したガイドラインに沿った日本初のドローンの話でした。

講演のまとめで現在の技術課題解決に向けて提言をされていました。その技術課題は、当社が取引先様の仕様に応じて開発している実験装置を応用すれば解決できる事でした。

その方とは。その技術課題解決に向けた協議会が発足すれば参加する事を意思表示し、名刺交換をしてきました。

(お断り)

ここでお断りわしておきますが、完了して5年以上経過した仕事に関しては、社会的な影響が無い範囲で公開しますが、現在進行中の仕事については、所有権を持たない知的財産に属する内容もあるため開示を避けています。

みなさんが、一番、知りたいところは機密性が高いため開示できません。

専門セミナーに関しても同様で、セミナーの具体的な内容については曖昧にしてあります。

 

3.展示会について

今年の展示会場は、大学や地域グループでの出展がありませんでした。その代わり、昨年まで共同出展していた企業さんが独自でブースを構えていました。

昨年までは産学共同研究の成果発表産業として利用されていた展示会が、今年から水素ビジネスが新産業として走り始めたのだと思います。

またブースでの対応も、来客者の関心や理解の深さを観て変えている様に見えました。

メディアの情報を観て関心を持った来場者や新産業として入り込む余地を探しに来た来場者などには企業の会社案内と製品カタログを渡すだけです。興味や関心を満足させるだけの対応です。

一方で、現在、水素ビジネスに取り組んでいて、具体的な課題などの話をすると、製品カタログに掲載されていない製品を持ってきて、課題解決に向けた話、いわゆる商談が始まります。

設計をしているので、カタログ請求の話になると、営業を通して…。になり、簡単に情報公開とはなりません。

水素ビジネスは、まだまだ先のようにも見えますが、既に産業としては確立しつつあります。

そんな状況を、今回の展示会わ見学して感じました。

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