走行モードによる燃料電池(FC)車の水素消費シミュレーション(1Dモデル)

1. 過去の仕事です

機械加工の様子を動画で紹介したり完成した部品形状を写真で紹介できる事をしていません。
また機密保持の範囲も広く、表に出せる仕事内容も少ないので、法人業務として紹介できる現在の仕事は少ないです。

今回、紹介する内容は5年ほど前に開発していた1Dシミュレーションです。MATLAB/SIMLINKを使っています。
シミュレーション内容は燃料電池車が、各国の走行スケジュール(日本ならJC08モード、10・15モードなど)で走行した場合の水素消費量を予測する1Dモデルです。

プレゼンテーション等でも紹介されることを考え、計算過程はブロック内に隠してあります。

次に示される2枚目のグラフが、1枚目の1Dモデルで計算した結果の一例です。
この計算結果の走行スケジュールはWTLCモードです。2年ほど前から日本でもJC08モードに代わり採用されています。

対象の燃料電池車両は、国内での販売車両です。
モータや電池の仕様を変更できるので、国産車に海外車両のモータや燃料電池を組み合わせて、特性を見ることも可能です。

このモデルを参考にしたかもしれませんが、完成納品後に、取引先へMATLAB販売元が入ってきました。
その後、オプション商品のSimDriveの例題として、よくプレゼンに使っていただいています。
これ以上は詳しく書けません。

取引先からの話ですが、大学の研究者の方々には、基本的な事の積み重ねなので好評だったそうです。

こんな基礎的な検討から、関連装置の設計・製作(開発)までをほとんど内製化して納品しています。
仕入に関する取引先はネット通販が多く、システム化も一人で行っているため、外部に機密が漏れることは少ないです。

このような仕様検討から装置のシステム化まで、多くの過程を内製化しております。業務依頼などお問い合わせをお待ちしております。

 

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