M5 ATOMによるバーコードリーダー開発

ボ~っと生きていました(笑)

写真は、M5 ATOMを使ったバーコードリーダーです。
どこかの5歳児に突っ込まれそうですが、本当にボ~っと生きていました。(;・∀・)

バーコードリーダーのケースは3Dプリンターで造形された部品ですね。
ずいぶん前から現品を見ているのですが、今まで気が付きませんでした。

韓国の現地企業で大型の3Dプリンター開発に参画していた時、その会社の装置で造形されたサンプル品を観ましたが、こんな感じでした。
また2012年頃からメディアで3Dプリンターの可能性をあおっていましたが、こんな部品と製品を見ると中国に追い抜かれた感はぬぐえません。

敗北感で一杯です。正直、参りました。

そういっても、国産のツールが無いし…

今回、ECサイトを立ち上げました。
その際、在庫管理のシステム化としては、コンパクトなシステム開発の題材になるので取り組んでみることにしました。
うまくまとまれば、開発した装置に組合わせ付加価値を高めることも可能です。

次に使えそうなマイコンを探しますが、国産のツールは見当たらないですね。
中国へ依存することになりますが、M5 ATOM(ESP32互換)を使うことにしました。

UI Flow によるプログラミング

今は、コーディングで文字を書きません。
1970~80年代にコンピュータ雑誌などで紹介されていたPAD(プログラム構造表記法)のようなツールでプログラミングします。

これはM5社のサイトで公開されている英語のサンプルUI Flowのチャートを参考に日本語版で作成したものです。
コードは打ち込まなくてもいいのですが、結局、ピン番号と機能の関係や通信プロトコルが理解できていないと組めないものです。

プログラミングの敷居は低くなったかもしれません。
その代りハードの仕様について細部にわたり理解していないと手も足も出なくなりました。

システム化は、関連するかもしれない様々な分野について、深くはないけどそこそこは知っていることが重要になりますね。

動かしてみました。

プログラムの焼付はしていませんが、テストモードでプログラムを走らせ実行してみました。
JAFの広告に印刷されたQRコードを読み込ませています。

このプログラムでは読み込んで復号した信号をシリアル出力しています。
そこでArduinoのIDEでシリアル通信(USB通信)をモニターしています。

QRコードで表記されたURLを読み取ることができました。
写真にはありませんが、商品に付けられているバーコードを読むと、商品コード(番号)を読み取ることができました。

この次のステップは

まずは読めました。
次は、クラウド上のファイルに書き込ませたいですね。

また、シリアル通信で読めるので、EXCELのマクロ(VBA)を使うことも考えています。
具体的にはWindows OSのSystem32にあるレガシーDLLを使ってEXCELからシリアル接続し、EXCELに読み込ませることも可能です。

以前、大阪にあるK社(発注後、翌日納品で有名)に、参考としてソースを提供したことがあります。
そのあと、独自にEXCELマクロでアプリケーションを作成し大々的に無償で配布してましたね。

ご興味があれば、遠慮なくお問合せください。
お待ちしております。

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