抵抗素子が破損しました。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

声が出てしまいました。

10日ほど前にハンダ付けを終えた基板の動作確認をしていた時のことです。
突然、模擬信号の入力が消失しました。

動作確認の様子

以下の写真は動作チェック時の様子です。
Arduinoで正弦波(振幅 5 V, 周期 72 秒)を発信し、抵抗素子を組み合わせた基板で 5 Vを分圧し振幅 10 mVの模擬信号を生成しています。
製作した信号増幅器(アンプ)で振幅 10 Vの信号に増幅しています。

下図は、アナログ信号収集器(DAQ)を使って模擬信号(INPUT)と増幅信号(OUTPUT)を収集した様子です。

入力信号の消失

上図で確認できていた模擬信号が、突然、消失してしまいました。
その結果、冒頭に書き出したように声が出てしまったわけです。

模擬信号が消失したので、まずArduinoの出力を確認しました。
こちらについては問題なかったため、次に5 Vを分圧している抵抗素子をマルチメータでそれぞれチェックを行いました。
確認していくと、5 Vの定電圧を0.4 mVに分圧している抵抗素子に異常が確認できました。
ハンダを外して、抵抗素子の交換になります。

抵抗素子の交換

以下の道具を使ってハンダの吸取りを行い、抵抗素子の交換を行いました。
異常を示す抵抗素子を調べてみると、通電が確認できずマルチメータの表示は無限大(O.L.)の表示です。
素子交換後、正常に模擬信号の出力を確認できました。

確認試験の終了

模擬信号発信基板の故障はありましたが、製作した5枚の動作確認は無事に終わりました。
全て正常に動作し、仕様どおりの性能を確認できました。

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