当社が向かう未来

当社の取組み

会社概要にも記載していますが、水素エネルギー・燃料電池に関わる仕事をしています。
具体的なことは言えないのですが、なぜ夢のような仕事を追いかけるのかを説明しましょう。

自然エネルギーの利用

現在、写真のように太陽光発電システムの導入が盛んです。自然エネルギーを利用した発電ですから、天候には左右されますが空気は汚しません。
発電量が安定しないことは、あまり問題だとは思っていません。むしろ発電した全量を送電線に乗せられない事が問題なのです。
これには事情があって、送電線には送電量の上限に対し、余裕を持たせることが義務付けられています。それは災害時などに送電線が切れたとき、別の送電線から電力を送れるようにするためです。
そのため現状では、発電された全量を売電することはできないのです。

余剰電力と水素

売却できなかった余剰電力は、自家消費するか蓄電池に蓄えることになります。でも蓄電池は放電します。いつまでも全量を蓄えることはできません。
そこで余剰電力を使って水を水素と酸素に分解し、余剰電力を水素に変換して蓄えます。
水素ガスに変換すると、水素ガス貯蔵タンクから放出される水素ガスも僅かですので、蓄電池で蓄えるより自然に消失する量は減らせます。

水素エネルギーの利用

最初に自然エネルギーは天候の影響を受ける事を指摘しました。天候により発電量が不足した時は、貯蔵した水素ガスを使って燃料電池で発電し不足分を補います。
また、水素ガスが酸素と反応すると反応熱が発生します。この反応熱の熱量は大きいので、水を温め温水として利用することができます。
自然エネルギー由来の水素ガスをタンクで企業に売却し、購入した企業では燃料電池を使って工業用電力を発電し、同時に発生する反応熱を使って得られる蒸気や温水も利用できます。
このような取組みを戦略的に進めている県もあり、数十年後には一般家庭にも普及してくると考えています。

当社が取り組んでいること

水素ガスを貯蔵する部分の開発を担っています。次世代に向けた開発なので、これ以上は書けませんが、一般家庭でも利用できる事を目指しています。
また産業用途になりますと、次世代の燃料電池自動車にも利用できるようにすることも視野に入っています。

取組む先にある夢

現在、自動車も空を飛ぼうとしています。となれば、航空機産業への参入も夢ではなくなります。
実際にヨーロッパでは2030年に向けて電気飛行機の試作機を飛行させる計画で、開発が進んでいます。
最近のことですが、模型サイズで試作機を製作し飛行テストは成功しました。

当社は、自動車部品の周辺装置として新産業に参入し、そこを足掛かりに航空機産業へも入り込もうと考えています。
さらに船舶もディーゼルエンジンから電気駆動へ転換しようとしています。

市場の広さを考えると、夢が広がります。しかし、それだけでは終わりません。
さらに、その先の事も考えています。宇宙です。

現在、月面に基地を設けようとしています。
月面での活動を支援するため、移動用のランドローバー開発が進んでいます。
問題は駆動用のエネルギーですよね。
これも太陽光発電システムと水素エネルギーの組み合わせで解決できます。月面基地の電力と生活に必要な熱も得られるわけです。

当然、何年も先の話です。

私、個人は寿命が尽きて生きていないと思います。
でも当社が残れば、あとを引き継いだ社員が必ず開発した製品を宇宙にまで送り出してくれると信じています。
火星へ人を送り出す時にも、その人たちを支えるために必ず送り出してくれるでしょう。
ただ、事業資金は乏しいので、現状は私、一人で開発を進めており、いろいろな企業様のサポートサービスを利用しながら法人運営をしております。
この夢のような話を聴いた企業の担当者様方が、いろいろなアイデアを出して、当社をサポートしてくださっています。深く感謝しています。

ご興味があれば、お問い合わせからでかまいません。ご連絡いただければと思います。

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