豊田市との関係
昨年、2020年4月より愛知県豊田市にある豊田高専(独立行政法人国立高等専門学校機構)の特命准教授を拝命しております。
受け持っている授業は一般向けに『デジタル×ものづくり カレッジ』と紹介されている授業で、企業から参加される企業生と高専の専攻科1年生の学生が受講しています。
豊田市を拠点とする製造業の会社は、グローバル企業のトヨタ自動車と約5000社の100人に満たない中小企業で構成されています。
当然ですが、行政としてグローバル企業のトヨタ自動車さんに甘えられません。
そのため中小企業の経営力と社員の技術力向上などの底上げは必至。
そのような背景から『とよたイノベーションセンター』を設立し、豊田市・豊田市商工会議所・豊田高専の三者が協定を結び、豊田市の中小企業の底上げを担っています。
その枠組みの中で豊田高専は人材教育、人材育成を担当しています。
私が受け持つ『デジタル×ものづくり カレッジ』は、その人材教育に当たります。
特に、この授業で教えることは、最近のデジタル技術を利用した製品開発や品質保証になります。
三次元CADによるモデル作成、そのモデルを利用した強度シミュレーション(CAE)や試作品の切削加工(CAM)になります。
また、品質保証ですと、IoTで注目を集めていますが、AruduinoやRaspberryPIやセンサーを組み合わせた低コストでのデータ収集に関する自動化などになります。
そのため理屈だけではなく、実践的なスキルを持ち、現場経験を踏まえた指導が求められています。
実際に私自身は、実務で三次元CADによる製品開発やシミュレーション。簡単な部品でしたら自分で加工しますし、電気回路も組んで電気装置も開発しています。
それらの実績を踏まえて声がかかり、選考の上、採用していただきました。
とよたビジネスフェア の開催
2021年は、以下の日程でとよたビジネスフェアが開催されます。
この展示会にとよたイノベーションセンターも出展いたします。
豊田市・豊田市商工会議所・豊田高専の三者による活動内容を紹介し広報することが目的です。
個人として関係しているため、法人としての参加は致しませんが、新型MIRAIや超小型「C+pod」などが展示されております。
仕事との関連から、強い興味があり、時間の都合がつくようでしたら足を運んでみてはいかがでしょうか?
私、個人としては、12日(金)に『空飛ぶクルマ”Sky Drive”の開発』と題した講演がありますので、聴講のため参加します。
講演後に、しばらくブースに滞在する予定です。
もし、見つけたら、お気軽に声をおかけください。