三次元CAD利用技術者試験(1級・準1級)の受験

現在、個人事業は、解散した法人事業を継承しつつ、事業の再編をしております。

モデルベース開発は、シミュレーション(FEM、数値解析(流体、時系列変化など)、1Dシミュレーションなど)が中心になると考えています。
その辺の裏付けとして技術士(機械)<材料力学>で、担保はできると考えました。

その一方で、シミュレーションをベースとして想定される形状のモデリング能力も担保が必要になります。

法人事業の頃は、40年近いの三次元CADの使用経験を提示してきました。

その一方で、三次元CAD利用技術者試験があることも知っていました。
しかし当社は、1級、準1級、2級という能力別に分かれていませんでしたので、動向を静観していました。

あらためて、個人事業を見直したとき、この三次元CAD利用技術者試験が利用できないか調べてみました。

1級、準1級、2級と、到達イメージが明確に分かれていました。

また、1級、準1級に共通しているのは、展開図面や形状作成指示で、少し複雑な三次元形状が作成できること。
2級は、三次元CADに関する基本的なリテラシーがあり、三次元CADの利用環境を自分で構築できるような能力が求められます。

1級と準1級の違いは、アセンブリに関する知識の有無ですが、それ以前にCADの操作能力の高さが問われます。

私から見て、1級はセンス、もしくは才能がある人。
準1級は、センスあるいは才能はないが、確実に三次元モデルを標準的な作業時間内に作業できる人。

そんな印象を持ちました。

現在、準1級の取得を目指し、(一社)コンビュータ教育振興協会様のサイトで販売している練習問題を購入し練習しております。

問題も、良くできていて、三次元CADの基本的な機能を偏りなく利用するように作成されています。
逆に、偏った機能のみでモデリングをしていたので、初めて問題に向き合ったとき、かなり困りました。

使用したことがない使い方が要求されるのですから。

そして、出題されている部品形状を正確にモデリングできて、初めて問題が解けるようになっています。
モデリングできなければ、問題は解けません。

そのため、普段の仕事で三次元CADを使い、設計業家に関わっていないと、合格には至らない試験になっています。

正直なところ、1級のレベルには達していません。
図面の寸法を確認したり、XYZの各軸を確認しながらモデルを作成するので、時間が長くなり1級のレベルの速さではありません。

どちらかと言えば、準1級相当です。

準1級の合格を目指し、個人事業の再編を進めたいと思います。

PAGE TOP