【Arduino】Node-RedでArduinoを操作する

Node-Redとは

きっと説明は要らないですね。
Node-Redの説明とともに、いろいろな事例を紹介している記事がネット上にあふれていると思います。

簡単に説明すると、
コンピュータで処理して欲しいことをノーコードプログラムで作成できるWEBアプリ。
になります。

特定の機能を持ったブロックを選択し、そのブロックを線で接続するだけ。
コンピュータに入るデータの入口と処理したデータの出口を決めてあげれば、使えます。

あと必要なことは、概念的でも良いので論理的な思考ができること。
気合や根性のような曖昧なモノを振りかざし、処理を考えていてはブロックを順番に接続できません。

次はArduinoです。

こちらも、ネットを検索すれば、いろいろな紹介記事に出会うと思います。
場合によっては、Arduinoの通販サイトが紹介されるかもしれません。

一言で説明するならば、ボード化されたマイコンになります。

パソコンとマイコン、産業用コンピュータ(PLC)の違いを表にまとめてみました。

パソコンは商用に開発された3プリケーションを実行し、自分の考えなどをまとめるツールです。
マイコンは、自分で制御プログラムを開発し、接続しているセンサーのON/OFF信号やアクチュエータ(モータなどの駆動装置)の制御信号を出力させるツールです。

マイコンチップは販売されていますが、ボードについては自分で製作しなければなりません。
このArduinoは、ボード化された製品で、購入後、制御プログラムを作成し、実装することで使うことができる商品になります。

これまでは、RaspberryPIのブロックを組込み、Node-RedからRaspberryPIを動かすようなフローをNode-Redで作ってみました。
RaspberryPIはSBC(Single Board Computer)なので、RaspberryPIの上で起動します。

Pythonを知らなくても、Node-Redで、RaspberryPIをある程度、制御することができるプログラムを作ることができます。

何気なく、新しいブロックを探したところ、発見しました。

早速、Node-Redに組込んでみました

段取りがあるようです。
以下のサイトを参照し、段取りを勧めました。

ArduinoのにもNode-Redからの指令が受けつけられるようにファームウエアに相当するプログラムの実装が必要になります。

また、Node-Redのサンプルフローについても、このページに掲載されており、掲載手順に従って、自分が使っているNode-Redにコピーし、貼り付けています。

準備が整ったところで、Arduinoを動かしてみました。

LEDが点滅しました。
このフローを操作し、点滅間隔を変更させてみたりもしました。

また、デジタル入力も可能です。

以下はサンプルフローになります。

たいしたこともやっていないので、大きなことも言えません。

それに、このサンプルをやってみましたが、応用例が思い浮かばなかった。
楽しかったですよ。

Node-RedでArduinoを制御したのですから。

工場の中で利用する場合、あまりにも露出が多すぎる。
また環境的に電磁ノイズなどが多い中で、市販のパソコンを置いて使えるモノなのかな。

という疑問も出てきます。

なにより、USBでパソコンと接続しておかなければならない。

AruduinoのUNO4で、Wi-FiやESP32を利用し、事務所のパソコン上、あるいはRaspberryPIで稼働しているNode-Redにデータを飛ばせることができれば、活用の方法もあるとは思います。

なにか残念な報告ですが、
Node-RedでArduinoが動きました。

それだけの記事になります。
応用例が見つかれば、また報告したいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。