3月26日は韓国企業とのマッチング商談会でした。
午前中、時間があったので、渋谷駅の近くにあるさくら坂に行ってきました。
すでに桜が散り始めているようでした。
この近くに東京事務所の設置を考えていましたが、資金的な理由もあり、実現することなく法人は解散してしまいました。
韓国企業とのマッチングの結果、契約締結になれば、韓国に渡航することになります。
しばらくは日本と韓国の往復ですが、年齢もありますので、来年あたりから韓国への単身赴任も考えています。
50歳後半になると、日本での就業や仕事獲得は難しい。
むしろ、年齢に関係なく職務上の専門能力が高ければ、70歳以降でも一般職として働ける韓国の方が仕事がしやすいです。
現在、日本では専門性が必要な仕事でも、未経験可として、人材確保を図っています。
しかし、海外で未経験可の仕事を見つける方が難しい。自分で事業を立ち上げるのなら別だと思いますが。
現状ですと、日本の場合、人材確保が先にあるようで、専門性を評価されることはありません。
むしろ、担当者以上に知っている場合、指示どおりに動かせないため、面倒臭いになるのかもしれません。
そういう意味では、韓国で技術士(機械)という国家資格が高度化人材として評価されているわけですから、ありがたいです。
招聘書や就労契約書、大学院修了証(学位記)のコピー提出などの条件が必要になりますが、個人の資格で就労ビザも取得できます。
そのような点からもありがたいと思います。
実は、報酬額についても、10年ほど前から、同じ仕事でも、日本の標準的な報酬額よりも韓国側が提示する報酬額の方が高かったです。
日本の就労環境が改善されないと、国内の高度化人材は、待遇がよい海外に流出するのは避けられないように感じます。
経済立て直しを図るとき、コアになる人材が海外に流出してしまい、立て直しが図れない。
その打開策として、スタートアップ事業に力を入れ、新事業を興しOJTというシステムでコア人材を促成栽培しようとする。
地域が活性化することで、その勢いが全国に派生し、日本経済の復興になる。
そんな戦略なんだと思います。
前回は、法人を抱えていたので、韓国での就労はあきらめました。
今回は、法人もタイミングよく解散してしまいましたので、日本に残る理由もなくなりました。
自分としては、提示された韓国での業務も面白いので、成約に至ることを希望しています。