【日々雑感】三次元CADの黎明期

1 今年で三次元CADの商用販売から45年になりました。

今から35年前、大学で三次元CADを知り、三次元CADの可能性について研究開発をしていました。

その当時からアナログ的な設計の分野はコンピュータとソフトの高度化により、今以上に発展する。
機械工学にコンピュータサイエンス。

今の言葉だとITやICTという言葉で言われるようなテクノロジーが流入して変わってくる。

そう思っていました。

その当時から35年経過し、その通りになりました。

35年前に使っていた三次元CADの画面が、現在のRhinoの初期画面と同じです。
上面、正面、右側面、アイソメ図と四面に分割されていました。

当時のCADにはスケッチャーという概念はなく、プリミティブと呼ばれる基本図形を足したり引いたりして複雑な形状を作成していました。

この頃には、ハードウエアに組立図を扱えるだけのメモリーなどがなく、CPUも32bitでしたが非力でした。
まだPC98シリーズでDA(32bit)が発売前です。

 

懐かしいですね。

PAGE TOP