【海外就労】こんな楽しみもあります。

1 春は桜。日本だけではありません。

満開の桜の花を楽しむ文化は日本の文化の一つかもしれません。
実は、3月末から4月にかけては、ソウル市内に植えられている桜の花が見ごろになります。

たまたま、この時は2週間、ソウル市に滞在することができました。
土曜日、日曜日は仕事がOFFで休日でした。

せっかくの機会です。

いつもは仕事ですので、帰国時は空港鉄道の始発駅であるソウル駅を中心に観光して帰国しています。
空港鉄道のチケット・カウンターに隣接して出国ゲートがあり、出国審査と帰国便の搭乗手続きをそこで済ませていました。

仁川国際空港では、パスポートチェックのみで出国ゲートを通過できます。

仕事は光明(カンミョン)市の方でしたがソウル鉄道を使ってソウル駅まで移動していました。
移動手段に高速バスもありますが、その方が空港までの移動経費が安い。

そこはシビアに経費削減で経路は選択しています。

余談が過ぎました。
以下の写真は東大門(トンデモン)付近の桜です。

市内のいたるところに桜の木があり、桜の花を楽しめます。
ただ、第二次世界大戦の記憶も残っているため、どこかに『帝国日本』のような負のイメージが桜並木に残っているように感じました。

キレイであることは分かっているのですが、歴史の澱のようなモノもあり、素直には楽しめない。
そんな様子でした。

緯度としては、日本の新潟と同じぐらいですので、かなり肌寒いです。

2 青瓦台付近の桜

韓国国内で大統領府だった青瓦台を探すと、位置は表示されません。

教えてもらった場所をGoogle Earthで見ると、森になっていました。
韓国国内にある米軍基地も隠されていました。

インターネット上の情報には、隠し事があり、すべてが真実ではない。

そんなことを体験しました。
確かに、このは北側の人たちと休戦中ではありますが、終戦しているわけではありません。
現在も作戦司令本部(GHQ)は日本の入間基地にあります。

そのことと関係しているのか分かりませんが、東京上空の制空権は日本にありません。
羽田空港、成田国際空港への離着陸進路は、結構、複雑でパイロット泣かせと聴きます。

そんな状況ではありますが、青瓦台がある公園の桜はキレイです。
この時期の日本は、満開の桜を見に来る国内外の人たちでにぎわうので、桜を目的に隣の韓国を目指す海外からの観光客も多いです。
これからソウルは桜のハイシーズンになります。

3 伝統的なソウル、北村(ペクチュン)

青瓦台を見下ろす小高い丘の上に韓国の検察庁があります。
そのあたりを北村(ペクチュン)とよび、伝統的な韓国の家屋や集落が残っている地域になります。

ここには、外国語のガイドも多数、歩いており、困ったときガイドに相談すると、担当している言語で、いろいろと教えてもらえます。

ここは風情があり、ソウル市内のビジネス街とは全く異なります。
下町のような感じですが、我々は観光客ですので、地元の人達に合うことはありません。

4 夜はNタワーから見る夜景が素敵ですよ

ソウル市内の夜景はキレイです。

ここは、恋人たちの聖地(Lover’s Sanctuary)となっており、永遠の愛を誓うために鍵を掛ける場所が設けられています。
自分の地元では、静岡県の浜名湖パーキングエリアが『恋人たちの聖地』になっていて、自動販売機で永遠の愛を誓うための鍵が販売されています。

『N-ソウルタワー』と呼ばれています。
しかし、北側からの妨害電波が強いため、ソウル市内のテレビはケーブルテレビが一般的だそうです。
そして視聴料は電気代に入れて徴収しているのだとか。

その結果、『電気代が高い。』という市民の声が大きいそうです。

そんなテレビ事情も知ってしまうと、このタワーの目的が良く分からないですね。
説明や解説はあるのですが、夜景がきれいすぎて頭に入らない。

明洞から15分ほど裏道のようなところを歩くと、ケーブルカーの駅にたどり着きます。
そこからケーブルカーで南山(ナムサン)の頂上に行くことができます。

昼間は明洞を楽しみ、夕方から南山(ナムサン)の頂上に移動し夜景を楽しむのも良いかもしれません。

5 海外就労は実力が試される

海外就労は、実力が試されます。

そもそも国内にも専門家がいるにも関わらず、国外から招聘するわけですから。
その国の専門家もできないようなことや、能力的な高さを主張できないと、次はありません。

国内では『これからの人材として育てている』という部分があるので、ある程度の失敗も教育として許容されています。

このような楽しみばかりではありません。
キツイことも言われます。

これから海外就労を目指す皆さん。
独立し高度人材として海外に渡航するか、海外拠点を持つ企業に就職して海外勤務を志望するか。

ワーキングホリデービザ、留学を通じて現地企業に就職するか。
就職することは、現地の文化も知り尊重することも求められます。

やるべき事は多いです。

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