1か月ほど、お休みしておりました。
1月10日に開催を予定している技術セミナーの原稿を作成しております。
モデルベース開発については注目されておりますが、
車載システム(ECU)開発で発展してきた技術です。
Windwos XP発売以降、量販店で販売しているようなパソコンで三次元CADが使えるようになり25年経過しました。
3次元CADが製品開発の標準ツールとなり、一般的になってきております。
その一方で、三次元CADの普及だけでは、今後、予想される労働力人口の減少には対応が難しいことも見えてきました。
試作品に対し、より高い完成度が求められるようになり、『私、開発で失敗しないので…』と言えるぐらいのことが求められています。
そこで注目されているのが、モデルベース開発になります。
モデルベース開発は、装置に求められている数学モデルを仕様として検討し、その結果を機械的な機構設計、電気回路設計、制御プログラム開発に展開する手法です。
形状設計については、AIの利用が進んでいますが、その前段階となる数学モデル開発へのAI適用は、まだまだの状況です。
今後は、要件を聴き、数学モデルを組み立て、製品や装置開発に展開できる人材が求められると考えられます。
モデルベース開発で課題になるのが、仮想空間の中にあるモデルを現実空間に引き出す部分です。
特に組立作業は、3Dデータを初見で組み立てられる人材は少ないと思います。
今回、機会があり、以下のセミナー開催を予定しております。
ご興味があれば、お申込みください。
モデルベース開発の基礎と製品開発における実践ノウハウ ~1人1台PC実習付~ 【弊社研修室】 | セミナー | 日本テクノセンター
よろしくお願いいたします。